キャンプと山の怖い話聞いときたくない? #ランタン3つ に便乗
山の中の集落(それほど小さくない)で葬列に出くわした。それじたい昔風だった。
しばらくして、喪服を着た参列者が(自宅に帰っていくのだろうが)、四辻で立ち止まって、なにか儀式を行っていた。
ミサキがついてきて、家の中にはいってくるけん、四辻でな、はらうんよ。」
『みさき』って何?と尋ねると。
「ミサキゆうんわな、まあ、おばけよ。オンザキさまゆうんよ。いきだおれになった人の霊じゃいうひともおらい」
「うお!Holubarのか?」と盛り上がった。
一人が言った。「これ、持って帰ってもいいよね?」
皆でジャンケンをした。
ジャンケンで勝った男の子は、よろこんで、紐を通してそれをリュックから垂らして歩いた。
そのあと歩いていると、一人が言った。「おい、焦げ臭いぞ!山火事じゃないか?」
たしかに臭う。それぞれが周りを見渡したが煙は見えない。
ピトンをぶら下げた男の子がリュックをおろして中を開けようとしたとき、彼が叫んだ。「熱っついっ!なんやこれっ!」
ピトンが異様に熱くなっている。とても素手ではさわれない。日光で熱せられてもこれほどにはならないだろう。彼は紐をナイフで切って、そのピトンを地面の大きめの石の上にのせた。「不思議だな・・・」すこしたって恐る恐る触ってみると、冷たい。「まったく不思議だ」彼は、今度はジレのポケットに入れて歩いていたが、また熱くなってきたと言いだした。ピトンを地面のに放り投げた。
「これは持って帰ったらだめなんちやう?」「ほんまやで」オレたちは、地面をほってピトンを埋めて去った。
『おう、他にも登山者がいるのか。』と思って眺めていると、それは、彼に向かって沢沿いにかなりの速度で近づいてくる。
よく見るとそれは、河原、沢の水面ギリギリの高さで飛んでいる。黒い布のようなもので、それがひらひらとはためきながらどんどん近づいて来る。音もたてないで、ダムの近くまでやってくると、それは、いきなり堤に登り上がる
ように上昇して、彼の頭上を上流に向かって飛び去った。上流の方向を仰ぎ見ると、その「黒い一反木綿」は、沢の中に生えている木立の中に消えていったという。
彼の上を飛んだ時も風を切る音などはしなかった。大きさは2メートル四方くらいで厚さがあるようには見えなかったそうだ。
「大きな鳥だったんじゃ・・」
「いや、それでな、その黒いやつがな、頭の上を飛んだときにな、『こんにちわ』って話しかけたんだよ!」
オレは、かなりあせった。
木がバキバキ鳴るし一人では無駄に広いしこの人探してます的な紙も貼ってあって色々考えてしまう


不気味過ぎる
一例
単独での山中テン泊、さらにテン場には自分1人
夜中にテントの周りを歩く足音が…
意を決してテントから外を確認する
そこには幽霊が…おそらくは過去にこの山で命を落とした登山者の霊だろう
早朝、目的地の沢まで行くべく準備をした
駐車場には一台の車が停まっていて同じ渓流釣りなら嫌だな~と考えていた
準備を整え目当ての渓流に登って行った
沢沿いを登りいいスポットを見つけイワナを何匹かゲット出来た
帰ってもいいがその日はテン泊装備。そう思って更に沢を登り続けた
だんだんと日が傾いて来てテントを張れる場所を探しつつ沢を登った
辺りが薄暗くなって来たので熊鈴を鳴らしながら登っていると遠くから笛の音が聞こえた
10分位沢を登ったところで笛の主らしき人物を見つけた
既に事切れてるようだった
テントを張り焚き火を起こし釣った魚を焼いた
彼に夏とはいえ寒かろうとアルミシートを掛けイワナの塩焼きとホットワインを置いた
テントから出て確認してみると上流で雨が降ったのか、沢が増水していた
急いでテントをたたみ荷物を安全な場所まで運び、彼も安全な場所まで運んだ
彼には朝食用のおにぎりとコーヒーを置きケータイの電波が届く場所まで下山した
駐車場に着きケータイが通じたので警察に電話した
GPSの位置情報を言ったが人での収容は困難との事でヘリでの収容になるみたいだった
彼が家族の元に帰れる事を祈り最寄りの警察署に寄り
帰宅した
そのふたりを追い越そうとした時 足元に男性が上半身を沢に浸けた状態でひっくり返ってるのが見えた
「うおっ 事故ですか?」と聞いたら「いやー我われも今通りかかって」「亡くなってると思います」「動かしたらダメなのかな」なんて話をしていたら
男性の片方が「面倒なんで見なかったって事で…」とサッサと行ってしまった
残った男性が「あの人が第一発見者なのになぁ」ってボヤいてた。「俺らが来たら行っちゃいましたねw」
「まさかぁ」
俺もそのまま遺体は置いて行った すまんな
別に危険箇所ではないんだが
あれぇ?って思いながら歩いてくと突然髪の毛がザザーッて逆立って寒気で背中がゾゾーッとなったりする
まあ、それだけでそこを通過するとなんでもなくなるんだが、霊感とかねえからいままでオバケに遭遇したことはないんだが、おまえらはこういうのってないかね?
あとは川の淵の淀みとか薄暗い沢とかときどき怖いと感じることはある。別になーんもないんだが
道迷い
天候急変
噴火
ヒグマ
ホモ
あと何かあるか?
山ビル
マムシ
やまかがし
スズメバチ
暗くて深い緑色の淵
いきなり現れる半ケツ短パンのトレランねーちゃん
落石
落雷
トレランやってる人は気をつけて!

死んだのわかってないんだろうなあれ
小松由佳隊員の手記にあった。
「6時頃、頬に強烈な温かみを感じて目を開ける。眼下に、雲海が紫色に広がっていた。その遙か彼方から、太陽がいま昇ろうとするところであった。光の筋が無数に空に伸びて広がっていく。私たちが座っていた山肌も、太陽の光に白く輝いた。光の中にいるような感じがして、そのあまりの美しさに涙が出た。世界はただ美しかった。人間が見てはいけないものを見た感じがした。生まれてきた瞬間を思い出すような、そんな気さえした。太陽や雲や風が、二人に“生きなさい”と言ってくれているように感じ、この世界に戻りたいと強烈に思った」
落石に何度も遭遇しながら、ようやくビバーク地点からK2の肩(山頂近くに張り出した平坦な尾根)にあたるテント設営地(C3)まで下りたとき、そこで小松さんは付近にいるはずのない外国隊の話し声と、テントに近づいてくる足音を聞いたという。
「このK2の肩、雪に埋もれたテントの中に、数体残されたままだといわれる遺体の誰かが来たのだろう。ずっと冷たく寒いこの場所にいて、きっと寂しかったのだろう。よくよく思い出してみると、語りかけるような静かな声だった。だが、あの声が聞こえたとき、テントを開けずに良かったと今でも思う。もし開けていたら、私たちは二度と戻れなかったような気がしてならない。やはり、この場所は死の地帯なのだ、何か違う存在があると感じた」引用:K2に登った女性 http://www.a-kenkyo.or.jp/shuken/0811/zuisou.html
確かに面白そうな本
黒部の山賊、アルプスの怪
北アルプスの黒部原流域で山小屋(三俣山荘、雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘)を運営してきた伊藤正一と、富士弥、林平、鬼窪、倉繁ら「山賊」と言われた仲間たちによる、北アルプス登山黎明期の色々な出来事や埋蔵金伝説、山のバケモノ、山岳遭難、山小屋暮らしなどなど「山の話」が書かれている山岳名著の一書。
<概要>
■山賊たちとの出合い
山賊の舞台・黒部の源流/そのころの世相/山に山賊がいるという/慎重にすすむ/自分の小屋に宿料を払う/山賊対策会議/山賊たちの正体
■山賊との奇妙な生活
山賊一味と暮らす/山賊事件の真相/山賊たちの熊狩り/山賊と岩魚/アルプスのキティ台風
■埋蔵金に憑かれた男たち―別派の山賊
星勇九郎の大金鉱/ほんとうにあるのか山中の埋蔵金
■山のバケモノたち
道しるべになった水晶岳の白骨/カベッケの不思議な呼び声/バケモノに呼ばれた人たち/人を呼ぶ白骨/神がくし?/洞穴の怪/巧みな狸の擬音/三本指の足跡/カッパの正体
■山の遭難事件と登山者
薬師岳の遭難/不思議な遭難/疑われた同行者/非情な同行者/四晩つづいた遭難信号/謎の手紙/人事不省一週間の山上の病人
■山小屋生活あれこれ
山ぼけ/どうどうめぐり/山小屋の費用/アルプスへの空輸/熊と登山者/熊をならす/山で育った犬
■その後の山賊たち
黒四と山賊たち/
霧が現れると昔の登山の格好をしたおじさんがどこからとなく現れるんだけど、異様に雑巾臭い黒い影に付きまとわれると、死んでしまうという話。
ザレやガレが不自然に高く盛ってあるところは、何十年も前は、滑落した人を下山させる手段がなかったのでそこに埋めるしかなかったという。その死者が悪さをするらしい。
ヤバいもん見ちまったと思った俺はすぐに車を走らせてもらった。
なお、友人と友人の父には見えていなかった模様。
実際沢は荒れていて巻道は踏み跡が判別つかないほどであった。
登れる滝が少なくて危うい崖を登っては降りてを繰り返し進んでいき、そして落差10mほどの滝に出くわした時滝つぼからほど近いガレに人工物があった。
ザックなのか上着なのか分からないが、とにかく沢登りで真新しい人工物を発見したときは近づかず気付かぬふりをするのを常としていた。
(薄情者だと自分でも思うが死体を見つけたらかなり面倒なことになる。沢登りは中止か通報するため駆け足で登らなくてはならないし、状況説明やその後の諸々で仕事にも支障が出るからである。)
そんなこんなでいくつかの滝を越え、泊まる場所に着いたのは予定より遅い日暮れ前だった。疲れていたのでたき火はなしにし、タープを張ってすぐ寝ることにした。
空腹で目が覚め、時計を見たらまだ22時前だった。簡単な食事を済ませまた寝ようと思ったらなかなか寝付けない。
8月と言えど夜の沢は冷えるものなのに、空気は生温くシュラフに入っていると汗ばむくらいだった。周りは沢の流れる音、シカの鳴き声、たまに獣の足音も混じる。
いつもは平然としているが今夜は気味が悪く感じる。特に獣の足音が気になるので、たまにヘッドランプを点けて確認すると遠くに光る眼が映った。
いつ寝たか分からないが次に目が覚めた時は辺りは霧で真っ白だった。時計を見ると5時過ぎでまだ薄暗かった。
たき火をするため薪を集めていると雨が降ってきた。昨夜はできなかったのでなんとしても火をおこしたかったが雨足が強くなっていったので諦めることにした。
長丁場に備え朝食を多めに摂り、雨の降る中準備を整え7時前に出発した。
そして順調に沢をつめ昼前には登山道へ出た。相変わらず雨は止まぬが菓子パンをほおばってすぐ下山にかかった。
下山のルートは所詮登山道なのでなんの下調べもしていなかった。ただルート図に下山は5時間とだけ記された情報のみだった。
いくつかの分岐を経て目指す下山口の案内板はなくなり、さらに道も不明瞭になっていった。
これはどうしたものか、地形図は沢の部分しか持っていないし、スマホも圏外でアプリも使えないときた。
戻るか進むか、普通は戻るのが得策だが沢屋の意地で道がなかろうが行ってやると馬鹿げた選択をしてしまった。
特に何の怪現象もなかったが、今日雑誌で遭難者の記事を見たら自分が登った1週間前にこの沢で亡くなった人がいたということにびっくりした。
それだけ
食い散らかされた遺体(骨)が発見されたそうだが、ヒグマだろうな
28日に奥穂から降りてくる途中で雪崩にあった。登りのトレース通ってたら『トレース壊すな』って怒られたんで、北寄りに移動して下降した。ザイデングラードの方から女性の叫び声が聞こえたので「何かなー」と思って辺りを見回したら涸沢岳から雪の塊が降ってくるのが見えた。あっという間に飲み込まれて仰向け横向きの状態で滑落していった。思っていたより雪崩のスピードは遅かった30km出てないくらいじゃないかな。
怖かったけど、以外にパニックにならずにどうしようか考えられた。まず両手を口の前に持ってきてエアポケットを作り、顔が雪の上に出たので滑落停止姿勢を取ろうとした。でも雪に囲まれて体をひっくり返すことができない。うつ伏せになれない。仕方ないからそのままの姿勢でピッケルを雪に突き刺して減速を試みた。ピックが雪刺さってる感触はあるんだけどまったく速度が落ちない。ブレードの方を刺してみたけど同じ。急斜面で何百キロもの雪が上からぐいぐい押して来るのでピッケルの摩擦程度じゃ歯が立たない。もう自分にできることは何もない。
下を見たら、岩も他の登山者もいなかったんで、このまま滑っていくしかないと思った。幸い傾斜が緩やかな所で止まれて、ケガも失くしたものもなかった。近くのテントの人は擦り傷を負ったり、ピッケル、アイゼン、眼鏡なんかをなくしてた。これから登りに行く人はくれぐれも気を付けてね。
体力はあるおじさんだけど、一斗缶を2個背負って登ってたから結構キツかったと思う
俺はチームの背中と、振り返ればおじさんが見えるような距離を保って歩いてたんだけど、おじさんがうわあー!って叫んでメガホンのサイレンを鳴らしたから振り返ったらクマがいた!
おれも駆け寄って声を出して威嚇してなんとかクマを追い払った
おじさんはクマのことでだいぶ疲労感でちゃってたから荷物を少しもらっておじさんを先に歩かせたんだけどずーっとクマの気配みたいなのを感じた。おじさんが疲れ果てて、チームから脱落するのをつけねらってたんだと思う。クマってすごくしつこいし、ニオイもすごかった。
俺らの歩いてる林道とならんで山中をしとしとついてくるような感じだったよ。あれは多分、おれがおじさんを見捨てて、おじさんがへばるタイミングを伺ってたんだと思う。クマは頭がいいね。ただ単に暇でつけてきてみただけかもしれないけど怖かったよ。
白い服を着て犬を抱っこしてる綺麗な感じの女の人がいて綺麗な感じの人だなあって思ってよく見てた
帰り道にダムがあるんだけど、車を止めて反対側の崖を眺められるスペースがある
車を走らせてたらそこに犬を抱いたさっきの女性がいた!
女性はこっちを見なかったけど犬はなんとなく不安げな顔でこっちを見た!
なんだろう~なんか心配だねって嫁と話して戻ることにした。
来た道をもどると女のひとはまだいた。一回車をUターンさせてもう一度通ると女の人がいない。
びっくりして車を寄せて嫁と崖下を覗き込んだけど人が落ちた形跡はなかった。
ダム側にもなかった。
けど女の人が立っていたあたりに枯れた供花があった。
うそだろ~?あれはなんだ?って家に帰ってしばらく県内版をチェックしてたけど自殺の記事はまだないからあれ幽霊なんだと思う。
犬の不安げな顔がかわいそうでなんか忘れられない。
先行者が居たのだがごっつい岩を落としてくる
落石あんなら叫べや!ってイライラしながら鎖場巻いて登頂
山頂にはそいつしか居ない
落石あんなら叫んでくれ
後続がいたの分かってんだろ?ってイライラしながら言ったらそいつはニヤニヤするだけ
気持ち悪くなって足早に下山したわ
『山とお化けと自然界』
「釜石の幽霊」は本当に怖かった
入院している時に夜中に読んだけどちびりそうになっちゃった
「釜石の幽霊」西丸震哉
大学卒業後,岩手県の釜石にある水産試験場に就職した。
これは自分を知っている人がいないところで腕試しがしたかったことと、あの近辺の山に登りたかったことが動機ですね(笑)。前年に米軍の艦砲射撃を浴びた町ですから宿舎などなく、製造工場の片隅に缶詰の箱を積み重ねて寝台をつくり、そこで寝泊まりを始めた。六月の夜おそく海沿いの道をトボトボと帰ってくると、工場近くのコンクリート堤に女がもたれかかっている。ところがそばに近づいた途端、ふっと消えて女の姿が見えなくなった。さては目の錯覚かと、その日はそのまま帰って寝てしまったんだけれども、四日後にまたおそく帰ってくると、同じところに女がいる。確かめると浴衣姿の二十七、八になるかと思われる色白の美人。
女の正面を横切るとき、またもや、ふっと消えてなくなってしまった。すぐに女の立っていたところまで飛んでいって調べたけれど何もない。翌日、ついに女の1メートル手前まで近寄ることができた。
「お晩です」と声をかけても目も合わさずに知らん顔で海を見ている。「もしもし」と言いながら指で彼女の肩を思い切って突いてみたところ、指先は何の抵抗も感じず、同時に女も消え去ってしまった。そのとき初めて背筋がツーと冷えた。翌日、棍棒を手にまた1メートルのところまで近づいて、「君は幽霊かね。しゃべれるんなら返事しろや。黙ってるとぶんなぐるぞ。いいか、それ」と女に棍棒を振り下ろすと「ガツン!」と何もないコンクリート堤を叩きつけている。こちらの頭が狂ったのかと市立病院で徹底的に検査してもらったけれど、まったく正常とのこと。
それからもちょくちょく女の姿を見かけたけれど、なるべくそばを通らないように別の道を通って帰っていた。
ところがしばらくすると、ついに私の寝ている工場の中にまで毎日出てくるようになった。5メートルほど離れたところから一晩中こちら側を向いている。別に何をするわけでもないので、私は徹底的に彼女を無視する方針に変えたけれど、あまり気分のいいものではない。翌年の四月、試験場の二階の講堂の隅にシングルベッドを借りて引っ越した。彼女も気づかなかったらしく、久しぶりの解放感にひたれたけれど、これも長くはつづかなかった。
一か月後に彼女が現れたときには、ベッドのすぐ横に立ち、寝ている私を上から見下ろしている。それでも彼女の瞳は私を見ていない。私を素通りした場所に焦点を合わせている。不思議なもので、自分を見ていないとわかるとそんなに怖くは感じない。私はふたたび無視を決め込んだが、ある夜、何となく彼女のようすが今までとちがっている。
今まで私の向こうの涯を見ていた彼女の目が、私の目の中をまばたきもせずにジーッとのぞき込んでいる。
全身が粟立った。私は負けてなるものかと彼女の目を見返し、ぐっとにらみつけると、その瞬間、からだの体温が奪われ、布団の中が氷のように冷えてしまう。布団を頭からかぶって縮こまり、三十分後にふたたび布団からそっと目を出してみると。彼女の視線がくい入るようにのぞいている。とたんにせっかく温まった布団の中がまた氷を抱いたように冷え切ってしまう。窓の外がほのぼのと明るくなり、彼女がいなくなるまで、この一夜の間に四回くらい彼女とにらみあった。
朝、場長が出勤してきたのをつかまえて、「私は今日の汽車で帰ります。お世話になりっぱなしで申しわけないけれどもやめさせてください」と頼んだ。幽霊の状況を報告したら、君がとり殺されでもしたら私としても困るからということで、すぐに私の要望に応えてくれた。ふつうだったら幻覚を見たんだろうと笑うところが笑わない。
この話には後日談もまだまだあるけれど、よりくわしく知りたい人は「山とお化けと自然界」(中公文庫)を読んでください。
とにかく私は仕度もそこそこに釜石の地を離れることになりました。
その後日談
ずっと後年になって、西丸氏がある霊能者と対談したところ、初対面でまったく予備知識がないはずなのに、「おや、その後ろにいる浴衣の女性は誰ですか?」と聞かれるんですね。着ている浴衣の柄もぴったり当てられてしまいます。
何年もたって、西丸氏はもうすっかりその幽霊とは縁が切れたと思っていたのに、見えなくなっただけで、ずっと背後霊化していた。
引用:釜石の幽霊について http://scoby.blog.fc2.com/blog-entry-2070.html
親父はたぶんその娘じゃないかと言っていた
焼身自殺した娘が出た病院の、その部屋に入院していたけど何も感じなかった
後から病院の人から、何かありませんか?みたいな変なこと訊かれて、そこの病院に勤めていた人から、後日、その病院には焼身自殺した娘が出る、と言われてびっくりしたけど何も感じなかったから、見える・見えない体質ってあるんだと思う
引用元: ・【怪奇】山の怖い話【超常現象】その参 [無断転載禁止]©2ch.net
これよくみたら無断転載禁止ってかいてある。ダメだったのかな。もしダメなら消すので連絡してね。
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